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ロゴデザインにおける12の間違い

  • 2016.07.25

  • ロゴ制作における間違い

    企業を識別する最も簡単な方法は個性的で覚えやすい企業ロゴを持つ事です。しかし、個性的で覚えやすいロゴを作る事は言うほど簡単なことではありません。ここにロゴデザイナーがやってはいけない12の間違いをご紹介します。 出典 : JUST™ Creative  ※翻訳・掲載許可をいただいています。


    1. タイポグラフィがごちゃごちゃしている

    ロゴザインにおけるタイポグラフィ(文字の組み合わせ)はデザインを活かすことも殺すこともできるので、タイポグラフィのイロハを知る事は必要不可欠です。ロゴはできる限りシンプルでありながら意図されたメッセージを伝えるものであり、これを可能にするためには、タイポグラフィを考慮しなければいけません。フォントを使いすぎないように(多くても2つ)。ベタ過ぎるもの、イメージから逸脱したもの、極端に細いフォントは使わない方が良いでしょう。カーニング、スペーシング、サイズに十分に注意を払いましょう。そもそも一番重要なこととして、プロジェクトに合っているフォントを選ぶようにしましょう。

    easyspeedy

    ・このロゴは1つのフォントファミリーのみ使っていますが、2つのスタイルを用いています。イタリックフォント(斜体)でスピード(speed)感を出しながら、前半の太いフォントで簡潔(easy)さを表しています。


    2. フォント選びが下手

    上にも述べたように、ロゴの善し悪しはフォントの選択によって左右されます。フォントの選び方はロゴマーク自体の作成と同じくらい時間を要することであり、雑に行う事ではありません。プロジェクトに使用できる様々なフォントについてリサーチを行い、選択肢を絞り込み、それぞれがロゴマークとどのようにコンビを組めるか見てみましょう。フォントを購入する事、修正すること、自ら作成することを恐れないことです。また、デザインしたロゴのフォントが、関連するブランドアイデンティティ(VI)と共にどのように利用できるかも考慮しましょう。

    emotive-analytics

    ・全てのフォントはそれぞれの個性があるので、正しい「フォントの性格」を捉えることが大切です。例えばこのロゴで使われているフォントは、手描きフォントよりずっと真剣さに溢れていて、全く違う性質を持っています。


    3. デザインが複雑すぎる、抽象的過ぎる

    シンプルなロゴマークは覚えやすさを与えてくれますが、ロゴが覚えやすくて目立つものになるためには、個性も求められます。シンプルさはロゴを覚えやすいものにするだけではなく、より多くの媒体に使用できる多様さを与えてくれます。例えば、ロゴは切手のサイズくらい小さなものから、ビルの看板広告並の大きさにまで使用できなければいけません。覚えやすさという観点から見ると、ロゴを抽象的すぎるものにすることも避けた方がいいでしょう。


    4. 特殊効果や色に頼りすぎる

    もしロゴを強くするために色や特殊効果が必要なら、それはパワーのあるロゴではありません。まず白黒で製作をし、後に特殊効果や色を加えてみるようにしましょう。こうすることで特殊効果に頼ることなく、まずロゴの形とコンセプトに集中できるからです。ドロップシャドウ、エンボス加工、その他特殊効果ありきでロゴを仕上げることはしないことです。

    良いロゴは何もなくても良いロゴです。また、カラーとグレースケールの両方でロゴが利用できるように考えておきましょう。

    opusgrex

    ・このロゴはグラデーションと色がありますが、ロゴからそれを排除しても、ロゴは強い形を保っています。


    5. JPEG等の画像を使ってしまう

    ロゴデザインは、どんなサイズにも縮小・拡大でき、他の媒体に簡単に応用できるようにイラストレーター等を使って、ベクター形式でデザインされるべきです。ベクター形式は数学的な点で出来ており、どんな媒体や大きさでも一貫した見た目を保つ事ができます。ラスターイメージ(ピクセルでできた、いわゆるJPEG画像)は拡大できないサイズもあるため、大きなサイズではロゴが使用できなくなってしまいます。ロゴを作るときは極力ベクター形式を使いましょう。


    6. なんとなくモノグラムに落ち着く

    アマチュアのロゴデザイナーが犯すよくあるミスの一つは、企業のイニシャルでモノグラム(組み合わせ文字)を作る事です。これは賢い解決策に思えるかもしれませんが、企業のイニシャルだけで意図されるメッセージを伝える事はかなり困難なのです。この方法を勉強することはもちろんできますが、企業の目標を反映できる、オリジナルで、創造的で、覚えやすい解決策が見つからない限り、なんとなくでこの方法に落ち着くことはやめましょう。
    また、企業の実績がある程度長くない限り、あるいはそれが企業の目標に合っていない限り、企業の名前を短くする事は避けた方が良いでしょう。HP、FedEx、IBM、GMは始めから略称ではありませんでした。長年に渡る高レベルな実績の積み重ねで認知度が上がり、略称が浸透したのです。


    7. ありがちな視覚的要素を使う

    「アイデア」には電球、「ディスカッション」には吹き出し、「力強さ」にはswoosh(ナイキのロゴのようなシュッとした線)、等。これらのイメージはアイデア出しをするときに最初に浮かぶものであると同時に、最初に手放した方がいいものです。他のたくさんのロゴデザインが同じアイデアを使っているのに、あなたのロゴが個性的になるわけがないですよね?ありがちな視覚的要素を認識し、オリジナリティに溢れたデザインを作りましょう。

    JCD

    ・鉛筆ではよくある視覚的要素です。しかし、それを個性的に使えばロゴが格段に覚えやすくなります。このロゴに、J・C・Dが隠れているのにあなたは気づいたでしょうか?


    8. デザインの複製、盗作、借用

    悲しい事に、これらはどれも今だによくあることです。デザイナーが気に入ったアイデアを目にして、ささっと反転、色の交換、文字の変更をしたあと、自分のアイデアだと言う。これは半道徳的、場合によっては違法、ただただ愚かなだけではなく、バレるのは時間の問題です。クリップアートなども使用しないようにしましょう。ロゴデザインは個性的でオリジナルでなければ意味がありません。


    9. クライアントの要望を飲み過ぎる

    クライアントはあなたがプロのデザイナーとしてデザインを作ることに費用を支払っているので、クライアントには最適な解決策を提示したいものです。一番良い方法は、クライアントにプロジェクトを仔細に渡って指示させないことです。もしクライアントが間違った変更を望んだら、なぜそれがよくないのか、その代わりにどんな方法がいいのかを説明しましょう。それでも拒否されたら、彼らのデザインの提案と合わせて自分のデザインの提案を送ってみましょう。ほとんどの場合彼らの提案が最適ではないはずに気づくはずです。
    ※しかし、あなたもデザイナーとして自分がいつも正しい訳ではないことも知っておきましょう。クライアントの提案を試してみるのもアリです。結果がどうなるかは誰もわかりません。


    10. ロゴの提案数が多すぎる

    上に述べたことと少し関係していることは、クライアントに提案をたくさんし過ぎるという過ちです。これもまた、クライアントがデザインの方向性に対して迷ってしまう原因となります。最も良いのは、あなたがその企業に合うと思う1つから3つの提案を行うことです。もちろん、プロジェクトによって提案数は変わってくるかもしれませんが、デザイナーとして自信が持てるようになったら、この1〜3つの提案が常に最適になるはずです。


    11. ロゴの納品データが美しくない

    ロゴの納品データはクライアントに送られるファイルの中でもっとも綺麗なファイルであるべきです。アンカーポイントは最小の数にし、カーブは可能な限りスムーズに、重なりがないようにしましょう。シェイプは結合されているべきで、もしロゴが左右対称なら、「完全に」左右対称であるべきです。クライアントに送られるファイルが全てにおいて完璧で、最小限に抑えられているべきです。例えば、クライアントがトラックにロゴマークを大々的に貼付けるケースを考えてみましょう。もしロゴに間違いがあったら、とてもわかりやすくなってしまいます。完璧に仕上げましょう。

    redwave-systems

    ・このロゴデザインのwとaの間に隠された波を見てみましょう。美しいデータの仕上げ方として、この波は「白」ではなく「透明」であるべきです。


    12. 必要に応じたデータを納品しない

    クライアントに適切なファイルを送ることは、クライアントが内容の修正や別のロゴを要求してくるのを防ぐ方法の1つです。クライアントには、「ロゴのバリエーション毎に」質の高いファイルを送る事が大切です。スポットカラー、CMYK(スポットカラー無し)、モノクロ。EPS、TIFF、JPEG形式等もあれば良いですし、もし可能ならファビコンもあると良いですね。


    最後に

    これらのロゴデザインのヒントは、より良いロゴデザインを考える、制作することの手助けになると思います。しかし、これはあくまでも開始点です。

    ロゴデザインのルールは破るためにあり、「正しい」方法はありません。

    スケッチして、模索して、クリエイトしましょう!
    デザインはその繰り返しです。


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