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ボトルを使ったバーのロゴ制作例 -#594
バーでは何を飲みますか。スコッチ、バーボン、ワイン?どれにしましょう。なにはともあれビールですか。色とりどりのカクテルもそそりますね。どのお店にしますか?アイリッシュウイスキー中心のバーですか?特定のお酒にこだわったバーにもいろいろあります。スコッチバー、アイリッシュバー、ワインバー、日本酒バーに、焼酎バーというのもあります。
ワイン&チーズバーのロゴ制作例
オーストラリアのシドニー中心部にあるバー「Zigi」のロゴです。世界中のさまざまなワインとチーズが楽しめ、月例でワインテイスティングとアートを組み合わせたイベントが催されています。ロゴには3本のワインボトルがあしらわれ、真ん中のボトルにはネガティブスペースでチーズが組み合わされています。ロゴ全体にかすれ処理を施すことで、古風でくつろいだお店の雰囲気を反映させています。Zigiグループは、ワイン&チーズバー以外に、レストラン、アートギャラリー、クッキングスクール、シェフ出張サービスなど、意欲的な活動をおこなっています。
ジンをメインに提供するバーのロゴ制作例
ジンをメインに提供するバーのロゴデザイン
ジンは、ウォッカ、ラム、テキーラとともに蒸留酒の代表格です。アルコール度数が高く、独特の風味があります。カクテルのベースとして飲まれることが多いので、マティーニ、ギムレット、ピンクレディなどの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。このロゴは、オーストラリアのパースにある、ジンをメインにした「Frisk」というバーです。世界の約100種のジンを取り揃え、ジンベースのカクテルはメニューに載っているだけでも約40種類。フリーハンドで紙を切り抜いたような素朴なボトルがロゴデザインとなっています。ボトルは完全な水平ではなく、ジンの一滴の表現にしても、全体にゆるい感じです。気負わずに飲めるフレンドリーな店の雰囲気を演出しているのかもしれません。ちなみに店名の「Frisk」は有名なミント風味の菓子とは関係ありません。
伝統的なギリシャワインをイメージしたロゴ制作例
ワインの産地といえば、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、チリ、南アフリカなどを思い浮かべると思いますが、ギリシャが発祥の地であると言われています。このロゴのコンセプトは、作者によるとギリシャやイタリアの伝統的なワイン文化を表現することだそうです。ワインボトルの形状が一般的なものとは異なっていて、線の太さも不規則なのは、そこに作者のコンセプトが反映されているからかもしれません。
お酒の容器は実にさまざまあるので、特定の種類のお酒をロゴに表したいときは、モチーフにボトルを使うという方法も選べます。ワインのボトルの形状は産地によって違いがあります。また、ボトルの形状に特徴のあるウイスキーの銘柄も少なくありません。シンボルマーク化するボトルの形状は、バーのこだわりやターゲットを考慮に入れて、慎重に選ぶ必要がありそうです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のロゴデザインやブランディング事例をピックアップして紹介しています。企業ロゴ・ブランドロゴなどの用途は問わず、荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。
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