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異なるモチーフを組み合わせた新しいロゴデザイン -#235
異なるモチーフを組み合わせ、新しいロゴデザインを作り出した例をご紹介します。英語と日本語を組み合わせた造語のように、デザインにおいても二つのモチーフの組み合わせて、新たなイメージを描き出すことができます。
キリンとペンの二面性を対称に描きだしたロゴ作成例
キリンを真正面から描いたデザインですが、よく見ると下半身はペン先にも見えます。キリンを思わせるカラーでまとめながらも、左右対称に明度が分かれているため、ペンの特徴も表しています。上下に異なるモチーフ、カラーでキリンとペンの特色と、一つで二面性を表現したロゴデザインです。
異なるようで似ているモチーフを融合させたロゴ作成例
黒一色で描かれたスタイリッシュなコンパスですが、真ん中には斜めストライプのネクタイが隠されています。どちらも裾に広がっていく直線的な形状が似ているため、うまく空間をとることで、一つの絵柄のように、自然となじませることができます。さらに「NAVIGATE」の文字を合わせることにより、融合させて新しいビジネスを印象づけるロゴデザインに仕上がっています。
ストーリー性のあるロゴのアイデア
水面で悲しむ小鳥と水面下の美しい白鳥。このデザインを見て「みにくいアヒルの子」という童話を思い描いた人も多いはず。有名な童話を使うことにより、一つのロゴデザインから一瞬で何かを伝えてしまえる、アイデア性の高いデザインです。泣いている小鳥はアヒルの子、成長した姿が、まだ見えない水面下に隠れていることを示して、ロゴにストーリーを持たせています。
モチーフ同士を組み合わせ、新たなロゴを生み出すデザインにはアイデアも必要ですが、一つにまとめ上げるだけのセンスも問われる作業です。ただし、うまく組み合わせることによっておもしろさは倍増するため、色々と試行錯誤しながらも作り上げる楽しみがあるロゴデザインと言えるでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のロゴデザインやブランディング事例をピックアップして紹介しています。企業ロゴ・ブランドロゴなどの用途は問わず、荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。
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