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画家のゴーギャンをモチーフにしたロゴデザイン -#184
フランス出身のポール・ゴーギャンは、ゴッホとの同居生活も有名。力強く、土の香りがたちのぼるような独特の筆致は、見るものを絵の世界にぐっと引き込むようなパワーに満ちています。そんなゴーギャンにインスパイアされたロゴデザインから、3つをピックアップしました。
タヒチ時代の作品からインスパイアされた男性のロゴデザイン
ゴーギャンは、2度タヒチに滞在し、多くの傑作をうみだしました。当時、タヒチは植民地であり、リゾートに訪れる西欧的な街もあったようですが、金銭的に豊かとはいえないゴーギャンは自分で小屋を立て、そこをアトリエとしていたとされています。目を伏せて手を合わせる男性は、質素な衣服を来ていますが、どこか力強さを感じます。
タヒチ時代の作品からインスパイアされた少女のロゴデザイン
赤みがかった土のような色を背景に、豊かな髪を広げ、力強い立ち姿をみせるほぼ全裸の女性。ゴーギャンが描いたタヒチの女性たちを彷彿とさせます。日に焼けた肌の色がエキゾチックな雰囲気。
ゴーギャンからインスパイアされたイラストを配置したロゴデザイン
1つめと2つめに紹介したデザインが、色を変えて配置されています。紫色、橙色、黄色、えんじ色といった強くダークなカラーコンビネーションは、ともすれば地味に、また息苦しくなりがちですが、ゴーギャンのモチーフというだけで自然のエネルギーにあふれてくる気がするのが不思議です。スカーフやテーブルクロスとしても商品化できそうですね。
唯一無二の個性を絵画の歴史に刻みつけたゴーギャン。その個性と筆致を、これらのロゴはうまくデザインとして整理しているのではないでしょうか。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のロゴデザインやブランディング事例をピックアップして紹介しています。企業ロゴ・ブランドロゴなどの用途は問わず、荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。
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