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タバコモチーフのロゴデザイン制作例 -#169
健康への害と依存性の高さが指摘されているタバコ。海外では、映画やアニメでタバコを吸うシーンがカットされたり、バーやレストランが全面禁煙になったりと、愛煙家への厳しい措置がとられています。とはいえ、紫煙をくゆらす姿やライターで火をつける仕草は、独特のロマンを感じさせるもの。今回は、そんなタバコモチーフのロゴデザインをまとめました。
Adobeをタバコであらわしたロゴデザインその1
「Adobe(アドビ)」は、PDFを使うためのソフトウェアです。世界中でPDFの作成や表示ができるのは、アドビのおかげ。ペーパーレス社会の立役者といえる存在です。このロゴでは、タバコの一本一本に、「PostScript(PS)」、「Adobe Muse(Mu)」、「Animate」といったアドビのシステムをデザインしています。
Adobeをタバコであらわしたロゴデザインその2
1番目のロゴは、箱が開いた状態でしたが、こちらはパッケージが閉じられた状態をデザインしています。タバコは隠れていて見えませんが、その分「Adobe」の文字がくっきりと目立ちます。
ラッキーストライクを彷彿とさせるロゴデザイン
1871年に登場し、現在でも米国の代表的な銘柄といえる「ラッキーストライク」のパッケージデザインを模倣したものです。デザイナーを紹介するアカウント「@dribble」のためのロゴデザインとのこと。本家をもじった「LUCKY INVITE」の文字が小粋です。タバコはデフォルメして描き、マイルドな表現に。ツヤを描いてセロファンがかかっている様子まで再現しているのもポイントです。
タバコの宣伝はゾーニングがかなりしっかりされていて、吸わない人は目にすることはあまりありません。そのため、かえってタバコモチーフのロゴデザインは新鮮にうつるのではないでしょうか。
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