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君のロゴは真似だ。あらゆるものに前例があることを認めよ。

  • 2017.10.18

  • ロゴは真似し、真似される

    オリンピックのエンブレムの件が大きく取り上げられたことは記憶に新しいですが、ロゴデザインの類似は度々議論や問題のタネとなっています。今回はセンセーショナルなタイトルの記事「君のロゴは真似だ」をご紹介したいと思います。多くの有名なロゴデザインにも「前例」が存在していたことが分かります。様々な意見が生まれそうなこのテーマをあなたはどう考えますか?

    原文 : “Your logo is copied” by Ferdinand Vogler

    以下翻訳内容になります。※記事掲載は担当者に許諾を得ています。( Thank you, Ferdinand !! )


    君のロゴは真似だ。〜あらゆるものに前例があることを認めよ〜

    「待って。このロゴ、どこかで見たことがある。なぜこんなに親しみを感じるのだろう。」

    デザイン業界に数年いると、すべてのものには前例があることをやがて知る。私は、有名なロゴはどこから生まれたのかを考えた。どの段階から真似すること(copying)が盗むこと(stealing)になるのだろうか。真似をすることは、そこまで悪いことなのだろうか。

    Source “Airbnb” | Source “Azuma Drive-In”

     

    Source “Beats” | Source “Stadt Brühl” (PDF)

     

    皆、常に真似をしている。

    既に出来上がっているものに、独自性をプラスしながらデザインをする。これを「創造性」と呼ぶ。私たちの日常では、一日を通して様々な情報が目から入ってくる。その中で、どこかのブログに投稿された素晴らしいデザインを見かけるかもしれない。そして、数か月後に、似たようなデザインを思いついたとする。しかし、そのデザインを思いついたのは、数か月前にブログでデザインを見たからだとは思いもしないだろう。デザインを創るとき、私たちは、知らず知らずのうちにデザインの漠然とした印象をいわばリサイクルしているのだ。

    Source “Medium.com” | Source “Metrocraft Publishing”

     

    Source “OMV” | Source “CTV”

     

    「真似すること」 は「盗むこと」 ?

    WEBサイトの中には、デザインを偽造したり、盗んだりするためにブランド を呼び出すものがある。多くの場合、真似することと盗むことに違いはないが、これら2つの用語を私がどのように区別しているかを述べたい。

    「盗むこと」は、デザインを1から10まですべて複製することである。企業は、デザインがもたらす利益を求める。「盗むこと」は、セーターにNIKEのロゴを縫って2倍の価格で販売することである。デザインとは、それぞれのケースに合わせて、個別にオーダーメイドしたものであり、だからこそ模倣することが難しい。「盗むこと」で、伝えたいメッセージとコンテンツとの間に相違が生じる場合がしばしばある。自分の持っているイメージと世間のイメージとは一致しない。だから一流のブランドの模倣は難しい。「盗むこと」は、見つからなければいいという悪意ある企てである。

    「真似すること」は違う。真似することは、学ぶことである。赤ちゃんがどのように成長し、新しいことを学んでいくかを考えてみてほしい。赤ちゃんは、最初に親を模倣する。何千年も前、ギリシャの彫像の完全なコピーを鋳造し、象徴的なローマの彫刻が作られた。真似することによって、私たちは過去を知り、持っている知識に上積みしていく。私自身も、他のWEBサイトからコードをコピーし、それらを使って遊ぶことでプログラミングする方法を学んだ。「真似すること」とは、アイデアの影響を受け、それを別の形式やコンテキストで適用することを意味するのだ。真似することは、原案者に敬意を表すことであり、常に適切に「真似すること」を追及される。

    Source “Von Holzen und Hügin”

     

    Source “Carhartt” | Source “Carlo Cisventi”

     

    真似の、真似の、そのまた真似

    フラットデザインのコンセプトを考えてみる。これは、グーグルマテリアルデザインが活用したスタイルだが、そんなことは考え付きもしなかった。誰が何を始めたのかを知ることは困難である。たとえ原案者を見つけたとしても、原案者自身が認識さえしていない事柄の影響を受けているかどうかなど、どうやって分かるのだというのか。それとも原案者が元ネタを隠しているだけなのだろうか。といった具合に、早くも「鶏が先か卵が先か」の討論が始まってしまう。

    Source “Kaufland” | Source “Knudsen Creamery Company”

     

    Source “Sennheiser” | Source “Seiyu Stores”

     

    セマンティクスは真似を活用する

    セマンティクスは、私たちを快適に導いてくれる。広く知られているピクトグラムが、ブランドランゲージへと作り変えられる。セマンティクスとは、意味が広く知られたシンボルを認識することを言う。非常口の標識、ハンバーガーのアイコン、または電源スイッチのシンボルを考えてほしい。これらを使用することで、私たちがデザインしたものは幅広い様々な人々を快適にすることができる。こういったマークを使用したことを「盗んだ」とは誰も言わない。とはいえ、これは「真似」である。

    Source “Astra” | Source “Schweizerische Zentralstelle für Flüchtlingshilfe”

     

    Source “Ferrero”

     

    Source “Uber” | Source “Carl Christiansen”

     

    「違うものを創ろうとして創ったものが良いものであることはめったにないが、よりよいものを目指して創られたものは常に違うものである。」-ディーター・ラムス

     

    このことを熟考しながら、真似することと盗むことの言葉の使い方を変えた。「盗むこと」は、大変な作業をただ省くだけのものだが、「真似すること」は、学ぶ機会を与えてくれる。「盗むこと」は、いかなるデザインの題材であっても同様の結末となる宿命にあることだといえよう。毎回新しい車輪を発明したかのように見せる必要はない-たとえ、同じような方法でその車輪を販売していたとしても。デザインには複製可能な部分がたくさんある。常に耳を傾け、独創性を追求しなければ、クライントを満足させることはできず、悪い評判も立ち、個人的成長も見られないデザイナーで終わるだろう。

     

    あなたはどう思う?

    あなた自身は、アイデアを真似してしまったことはないか。それとも盗まれた本人?ならどうやって対処した?もうオリジナル作品などありえないのか?ぜひあなたの意見を聞かせてほしい。

     


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